作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

見上げるほかない空を見上げていた
血の通わない太陽よ、つき動かせるものなら、つき動かしてみろ
おれのあとを追って
おれはついて行くだけ

眠気まなこで魂の冴える朝に
ああ むなしき心ひとつあり
生きるでも死ぬでもない
むなしき人がひとりあり

たすけてくれと泣き叫ぶ声
ここにくるなと喚き叫ぶ声
しかしやはりそこには誰人もおらず
空を切る言葉が繰り返されるのみで

睨むほかない時計と睨めっこしていた
時間ばかりを気にする狂人めらめ、いっそ秒針に、首をくくってしまえ
おれのあとを追って
おれはついて行くだけ

向こう側から額装されたおれの
ああ 哀ある姿ひとつあり
褪せて痩せ細り錆びた
哀ある人がひとりあり

ため息に苛立つやからどものため息
舌打ちに怯えるやからどもの舌打ち
しかしやはりそこにはお互いの深き業
循環されることのない吹き溜まりの酷

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