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仄暗く澄み切った 谷の底の底の底
小さな頃のわたしが泣いていた
傍らに寄り添うように白い花
風にじゃれ合う霧の行方を
なぞることさえしないまま
なんと音の無い
海の静寂みたいだ
なつかしさは殺して
出かけるしかない
死んだ青春を引きずり回しながら
今日も歩いてる
死に物狂いで逃げ切った今 此処
みつめていたかげろうが消えた
青く照らされた春夏秋冬は
ぐっしょり血染めの精神に
真っ逆さまに落ちていき
なんと音の無い
海の静寂みたいだ
さびしさは生かして
出かけるしかない
死んだ青春を引きずり回しながら
今日も歩いてる
今日を歩いてる
人間とは わたしとは
生きるとは 死ぬとは
なんと音の無い
海の静寂みたいだ
小さな頃のわたしが泣いていた
傍らに寄り添うように白い花
風にじゃれ合う霧の行方を
なぞることさえしないまま
なんと音の無い
海の静寂みたいだ
なつかしさは殺して
出かけるしかない
死んだ青春を引きずり回しながら
今日も歩いてる
死に物狂いで逃げ切った今 此処
みつめていたかげろうが消えた
青く照らされた春夏秋冬は
ぐっしょり血染めの精神に
真っ逆さまに落ちていき
なんと音の無い
海の静寂みたいだ
さびしさは生かして
出かけるしかない
死んだ青春を引きずり回しながら
今日も歩いてる
今日を歩いてる
人間とは わたしとは
生きるとは 死ぬとは
なんと音の無い
海の静寂みたいだ
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