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長く想いを重ねた人との別れをテーマに綴ってみました。
hana_hiro612085 投稿 - 2021/11/03 更新 - 2021/11/03 0 Comments 370 Views
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そろそろいい頃合いだ
今日はお別れしようか
素直に頷けない僕はまだ
1人でいたくないなんて我儘も
いえなくて家までは二人でいようか


一年が経つよ
2度目の夏も過ぎていく蝉時雨の夕
あると信じていた
そこに永遠があると
疑わなかった凪いだ夜

限りあるから美しい
限りないから果てしなく
なんて際限ない夢物語
それを純愛なんて呼んでさ

君と語り合えなかった
向き合えないまま終わってさ
それでも愛を信じてた
たしかに愛してた
終焉の訪れなんて目を逸らして
みないふりしてればと子どもだった


お互い大人になったんだよ
もともと大人な君は自己完結しては
昇華させることすらできず
押し付けてくれればいいのに

遠い遠い昔々に寄り添い見た未来は
決して重ね合うことはなく平行線のまま
点と点を線で結ぶ星座のようには
上手くいかないもんだねフィクションみたいには

何を伝えればいいだろう
何を想えばいいのだろう
2人友達みたいにはいかないから
ピリオドをつけた僕らは
少し大人になってさ
背中合わせでも前を向ける


そろそろいい頃合いだ
今日はお別れしようか
素直に頷けない僕はまだ
1人でいたくないなんて寂しさも
いえなくて家までは二人でいようね


何を伝えればいいだろう
何を想えばいいのだろう
2人友達みたいにはいかないから
ピリオドをつけた僕らは
少し大人になってさ
背中合わせでも前を向ける

君にもらった愛を
君に渡すはずの想いを
誰に繋げばいいのだろう
ほんの少し気持ちは尾を引くけれど
僕なら大丈夫だから
どうかこんな日くらいは見送ってよ
笑顔でさ
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