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浜辺にあった砂の城が
波に浚われていくように
いつか忘れてしまうのかな
誰にでもある話なんだろうな
始発列車を待つ合間
朝の冷たさが残るベンチ
腰掛けて耳を澄ませる
逡巡と回想の波音に
お祭囃子
目が合って手を振る
繋いだ手や歩幅
その一瞬が永遠だった
さよなら
言わなきゃ
その目を見てると
何にも言えないな
見えそうで見えない心
無邪気に笑ったその目に
釣られて僕も笑った
或る八月の花火が照らす宵に
お互いきっと
変わっていくんだろう
あのフィルムが色褪せるように
忘れてしまうのかな
さよなら
言わないで
その目を見てれば
何にもいらないよ
言えそうで言えない言葉
真っ直ぐなその眼差しに
向き合うこともできずに
通り過ぎた或る夏の宵のこと
始発列車を待つ僕に
聴こえる渚の波音
朝顔はただ咲いていた
とても澄んだ真っさらな朝に
波に浚われていくように
いつか忘れてしまうのかな
誰にでもある話なんだろうな
始発列車を待つ合間
朝の冷たさが残るベンチ
腰掛けて耳を澄ませる
逡巡と回想の波音に
お祭囃子
目が合って手を振る
繋いだ手や歩幅
その一瞬が永遠だった
さよなら
言わなきゃ
その目を見てると
何にも言えないな
見えそうで見えない心
無邪気に笑ったその目に
釣られて僕も笑った
或る八月の花火が照らす宵に
お互いきっと
変わっていくんだろう
あのフィルムが色褪せるように
忘れてしまうのかな
さよなら
言わないで
その目を見てれば
何にもいらないよ
言えそうで言えない言葉
真っ直ぐなその眼差しに
向き合うこともできずに
通り過ぎた或る夏の宵のこと
始発列車を待つ僕に
聴こえる渚の波音
朝顔はただ咲いていた
とても澄んだ真っさらな朝に
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