good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
開閉の音 けたたましく 夢の跡
轍を削る
塵を掬い ありふれた気色 荒むまでを
その目で見た
怒りの文言は 遥かな昔より寄せられ
灯をまたいで 亡き子達の声を聞く
奇をてらうほど 数多の叫びを耳にして
再生の封 開けられては 風の塔
礎を叩き
夢に見た 世界の形式など 解らずに
その目背けた
飾りの演題は わずか近くに生まれる
碑を授けて 亡き人波の思いを説き
喜を知らすほど 数多の言葉を口にして
安寧の優 沈められて 沫の様
呈した時
憂い見る 上の空の彩り 消えるまで
その手を伸ばす
陰りの狂騒は 未知たる未来を連れて
灯をまたいで 亡き子達の声を聞く
奇をてらうほど 数多の叫びを耳にして
夜を潜り抜け 全き人波の唄で眠る
記を別れとして 数多の叫びと共に成ろう
0 Comments