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秋から冬にかけての情景をイメージして書きました。 構成は「A A B S A B S S S」となっております。
Xylitol_ssw 投稿 - 2021/09/01 更新 - 2021/09/01 0 Comments 334 Views
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近所の喫茶店では
窓側の席がお気に入りだった

いつもの紅茶をすすり
次第に移ろう街を眺めていた

長居していたのも忘れて
佇んでいたから慌てて外に出た

砂糖楓の街路樹に肩を並べて
はしゃぐ恋人達とすれ違う
帰り際 無意識に傍観しても
心はまだ癒えないまま…


手編みの赤い手袋
紅葉に似ていてお気に入りだった

使い古した故 ほつれて
見てくれが悪くても 未だに宝物

今や枯葉は強風に煽られて舞う
交通の便を妨げてしまう
風邪引かないために防寒しても
心はまだ冷たいまま…


砂糖楓の街路樹に肩を並べて
はしゃぐ恋人達とすれ違う
帰り際 無意識に傍観しても
心はまだ癒えないまま…

今や枯葉は強風に煽られて舞う
交通の便を妨げてしまう
風邪引かないために防寒しても
心はまだ冷たいまま…
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