作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

雨の街角
傘も差さずに歩く
びしょ濡れになっても
誰も気に留めないでしょう

すれ違う人たち
誰もが愁いを抱えている
空から落ちたしずくが
アスファルトに吸い込まれて

空がどれだけ泣いても
私の心には涙もない
きっと離れたあの人の前
せめて泣ければよかった
止まない雨の中で祈る
心に雨雲を呼んできてよ
ぼんやり空を見ていた


雨の街角
空が鳴きだした
いっそ打たれてしまっても
私は気に留めないでしょう

すれ違ったあの人
泣いているように見えた
声を絞り出そうとした
雷鳴に紛れて

空が泣き叫んでは
私には何も伝えられない
きっと別れたあの人にも
言いたいことはあったはずなのに
止まない雨の中で祈る
思いを届けさせてよ

空が泣き疲れて
一面の雲が晴れる
声がかき消されて
よかったなんて思う
雲のない空に思う
誰か私を救ってよ
ぼんやり空を見ていた

晴れた街角
何も思わず歩く
あなたとすれ違ったって
何も気に留めないでしょう
それでも夢見ている

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