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M1911A1 投稿 - 2021/07/09 更新 - 2021/09/07 2 Comments 301 Views
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enseikanlotaskayuma
A
生きる事にさえ 後ろめたさを感じて
それ故の息苦しさは 猛暑日で追い討ちだ
鋭利な陽射しが 午後を貫いて穴が空く
その穴から続々と音も立てずに夜が溢れ出る
そして僕は憂いに取り憑かれ 気が付けばこんな時間

B
まだ泣いていたいのに 東の方から捲れ始める夜空
まるで貼って剥がせるステッカーみたいな、それを

S
じーっと じーっと ただ、じーっと見つめていた
懐く想いを振り切って 唇を震わせて 噛み締めて

A
生きる事にさえ 死ぬ事にだって挫折をして
いつだって寄る辺の無い 僕らは彷徨うゾンビみたいだ

B
まだ泣いていたいのに 半開きの雨戸から射し込む朝日
まるで車のヘッドライトみたいな真っ白な、それを

S
じーっと じーっと ただ、じーっと見つめていた
滲む涙を走らせて 視界を歪ませて 濁らせて

じーっと じーっと ただ、じーっと見つめていた
滾る不安を押し込んで 唇を震わせて 噛み締めて
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2 Comments

kayumakayuma
2021/07/10
人は生かされ、活かされていますが、それもへベルのとき(束の間)であり、いつかは終わりが訪れます。へベルのときだからこそ、たとえ明日死が訪れても、種を蒔きましょう。
M1911A1M1911A1
2021/09/07
ロータスさん enseikanさん kayumaさん

どうもありがとうございますm(_ _)m
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