ラブソングは作らない主義ですが、別れの歌なので

desertwolf 投稿 - 2021/06/24 更新 - 2021/07/02 2 Comments 467 Views

まだこの作品をgoodと言った人はいません

♪～
好きだった、あの人を
イタリアン、レストランに誘い
オマール海老のスパゲティー
フレッシュトマトのピザなんて
泡の出てくるワインで飲んで
『　泡の数を数えてみたら
　1,080で煩悩の数。』
　　誰にも受けない冗談を
　真面目な顔で話していたら
　時間の経つのが楽し過ぎる。

ボーイさんが
『　そろそろ時間ですから
　ラストオーダーをお願いします。』
私
『　気が付かなくて、悪かった
　料理もお酒も美味しすぎて
　時間のたつのを忘れてしまう。

　　ラストオーダーはシェフの好みで
　何でも良いから持ってきて
　
　　其れと、ボーイさんとシェフさんに
　チップを少しチェックに入れて
　持って来るようお願いします。』

私
『　私の大好きな貴女に
　ラストメッセージ、書いた手紙を
　封筒に入れてあります。

　　来週も貴女と、此のレストランで
　食事が出来るなら、手紙は其のまま
　返して下さい。
　　貴女の好みの指輪を入れて
　箱を一つ、贈ります。
　
　　来週は貴女と、此のレストランで
　食事が出来ないなら、何も言わずに
　中を開いて、別れの手紙受け取って
　今日から別れましょう。
　　
　　少額ですが、お車代が、手紙と一緒に
　入っています。私の小さな気持ちです。』

　ラストオーダーはボーイさんに
ラストメッセージを貴女に送る

　梅雨が窓をがシトシト濡らす
ジューンブライドの隣のテーブル
ジューンブライドの隣のテーブル

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