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sabrina_no_hana 投稿 - 2021/06/10 更新 - 2021/06/18 0 Comments 162 Views
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あれだけやさしい歌たちも
肝心のあの娘にはいつも届かない
流れるだけ
流れることのない俺たちの
涙が流れるだけ
いつの日も いつまでも

道の途中 人波の中
突っ立って動けないまま
想像してた 死ぬことを
むずかしい事じゃない ただ死ぬことを
すこし甘い香りがして
懐かしくてハッとした
また歩き出した

あの娘の言葉になれたなら
青空に舞って駆けて飛んでやるさ
どこまでも
そして愛してしまえ 人々を
アスファルトを 新緑を

終わることもなければ
始まることもない たぶん
誰かくれよ 幸せを
投げつけるだけ投げつけて帰ってくれ
なぜか血の匂いがして
怖気付いてハッとした
「なに生意気言ってんだ、ばか。」
ああそっか、ごめんね。

あの娘の言葉になれたなら
青空に舞って駆けて飛んでやるさ
どこまでも
そして愛してしまえ 人々を
アスファルトを 新緑を

あの娘の生きていた証
俺の生きている証
重なる時 そんな今を
風で感じて行くだけ
行くだけ
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