そうだ、開けてみれば
なんてことはない 過去なんて
喉の奥 イガイガとして
まとわりついた あの事も
どうだ、開けてみれば
なんてことはない こんなもの
肌の上 つぅっと流れ
汗がアスファルトに消えた
しゅわしゅわと、溶けて消えた
なんてことはない8月だった
セミの声とともに
しゅわしゅわ しゅわしゅわ
しゅわしゅわと、溶けて消えた
なんてことはない8月だった
これは君の足音だ
しゅわしゅわ しゅわしゅわ
青の空 君の自転車
風を切った あの日の味だ
銀色の コインを一枚
風を切った あの日の味だ
そうだ、開けてみれば
なんてことはない ラムネだった
瓶の中 キラキラとして
取り出せなかった ガラス玉
どうだ、開けてみれば
なんてことはない ラムネだった
舌の上 ヒリヒリとして
残ったままの あの甘さ
しゅわしゅわと、溶けて消えた
なんてことはない8月だった
君の顔もともに
しゅわしゅわ しゅわしゅわ
しゅわしゅわと、溶けて消えた
なんてことはない8月だった
ガラス玉の光
しゅわしゅわ しゅわしゅわ
青の空 君の自転車
走り去った あの日の夏だ
忘れたい 忘れられない
あの日の 君の言葉が
言えなかった 僕の言葉が
舌の上 ヒリついて
なんてことはない ラムネだった
なんてことはない 過去なんて
喉の奥 イガイガとして
まとわりついた あの事も
どうだ、開けてみれば
なんてことはない こんなもの
肌の上 つぅっと流れ
汗がアスファルトに消えた
しゅわしゅわと、溶けて消えた
なんてことはない8月だった
セミの声とともに
しゅわしゅわ しゅわしゅわ
しゅわしゅわと、溶けて消えた
なんてことはない8月だった
これは君の足音だ
しゅわしゅわ しゅわしゅわ
青の空 君の自転車
風を切った あの日の味だ
銀色の コインを一枚
風を切った あの日の味だ
そうだ、開けてみれば
なんてことはない ラムネだった
瓶の中 キラキラとして
取り出せなかった ガラス玉
どうだ、開けてみれば
なんてことはない ラムネだった
舌の上 ヒリヒリとして
残ったままの あの甘さ
しゅわしゅわと、溶けて消えた
なんてことはない8月だった
君の顔もともに
しゅわしゅわ しゅわしゅわ
しゅわしゅわと、溶けて消えた
なんてことはない8月だった
ガラス玉の光
しゅわしゅわ しゅわしゅわ
青の空 君の自転車
走り去った あの日の夏だ
忘れたい 忘れられない
あの日の 君の言葉が
言えなかった 僕の言葉が
舌の上 ヒリついて
なんてことはない ラムネだった
2 Comments
2021/06/05
爽快で、清涼感ある瑞々しい言葉に心が躍りました。
その大きな要因は最後の連なんだけど
ほんと、上手くまとめたなーと思いました。
しゅわしゅわの表現も凄くイイんだけど
これで終わっちゃうと歌詞の質としてはガクンと落ちちゃうんですよね。
最後があるから、爽快で、清涼感を与えてくれる。
ラムネの泡のような、一瞬だけど弾けて消えるような刹那的な夏!
良かったです!
頑張って下さい!
2021/06/06
引き伸ばしたのは、すごく自分でも蛇足感がします。爽やかなだけにどうしてもしたくなくて、どうにかしようとしたのですが、消えたという単語と、この人の中に残った苦々しい思い出は忘れられないものなわけで、でもそれだと対応しない……。悩みましたが眠いので限界です。