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pengin_ 投稿 - 2021/05/15 更新 - 2021/05/15 0 Comments 93 Views
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君は今頃、少し昔など忘れて
揚げ物なんかを作っている。
それは夕暮れにとても似合っていて
ハイボールなんかを飲んでいる。
誰にでも嵌る当たり前のこと。
特別なんかではないこと。

遠い車のクラクションが鳴って
覚えた星の名前を思い出す。
急ぎ足は何となく駅前の
リズムなんかを刻みだす日々。
誰にとっても些細なこと。
特別なんかではないこと

を見間違える日があって、
それこそ
実は僕を見つける日でもあるのが、

弱い。
でも、街の静かさに気づいたら
何か不安でも
美味しいものを食べたくなったり
昔聞いた心奪われる音楽を
聴きたくなったりしています。

手で押さえ込んでも
隙間から溢れ出した泡。
潰してたら飛んだ細かい飛沫に
触れて出会うものに会いたい。

弱い。
でも、気づいたことに
笑いかけて追いかけたくなるよ。
特別なんかではないから。



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