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自分自身の言葉を信じられなくて
誰かの言葉に寄り添うばかりで
何も解決しないばかり
せめてあなたの背中にかける言葉が欲しいわ
あなたの背中から夕陽が沈む。
朝焼けに怯える子供
手を握られず離される君
夢のままで終わってしまったあなたを
抱きしめられるのは私だけ
夏の海辺であなたを見た。
海の中を颯爽と泳ぐ。
足にぬるい水が私を掴んで離さない。
海の向こうの灯台が朝なのに怪しく光る
あなたの背中を太陽が駆けていく。
母の愛情を知らずに育つ君
その背中を愛せるのは私だけ
涙が静かに沈む。
きしむ廊下を静かに歩いてく。
扉の前に立つけど朝日は来ないまま
あなたの背中を夜が熱く照らす。
煮えたぎる瞳に映るの私だけ
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