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夜に君の声が辺りに満ちる新月の朝
神無月の頃には花も散っていることでしょう
朝焼けの向こうにある初恋の味は
苦くて焼けた匂いがして食べられたもんじゃない
命の先はいつも初恋がいる命繋いでいく
ああ 刻まれた時の中で生まれゆく螺旋
ああ 夢の中でも会えたらいいのに
梅も咲く朗らかな陽気の中で君は産まれた
産声が海を満たす 空を覆い尽くす
揺れた揺れた君の瞳が開かれた
命の先はいつも初恋がいる命繋いでいく
ああ 刻まれた時の中で生まれゆく螺旋
ああ 夢の中でも会えたらいいのに
夢の先はいつも失恋の匂いがする
2人馬に乗って野原を駆けて 駆けて
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