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幸せ。
Sken 投稿 - 2021/04/12 更新 - 2021/04/13 2 Comments 116 Views
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母が大好きだった

柔らかな膝枕
綿の先でこちょこちょする耳そうじ
お腹が痛いと握ってくれた手
眠れない夜に
背中を小さく打つ
大好きな本を読んでくれて
気づくと寝ていた

少し大きくなっても
毎朝 パンを焼いてくれて
たまに出かけて
疲れて眠りかけながら
プールサイドに座っていたり

何かができる度
喜んでくれた
逆上がり
25mを泳ぎきった時
100点のテスト

大人になって
もうくっつくことはできないけど
相談をしては
心配させて
でも一番理解してくれている

話す言葉が膝枕で
握ってくれた手で
読み聞かせてくれた本で
とても落ち着く

娘がね
同じように膝枕をして欲しがって
同じように抱っこが好きで
毎晩お話しを読んで欲しがるんだ

あなたがしてくれたように
大好きだったことを
娘にもしてあげたいと思う

それはきっとあなたも
誰かにしてもらっていたこと
おばあちゃんもそんな風にしてくれたから
分かるよ

そうやって伝わっていくもの
奥さんもそんな風に伝えてくれていて

幸せって
こういうことを言うんだと思うんだ
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2 Comments

kayumakayuma
2021/04/12
私は親の介護をしていましたが、そのときは大変でもやはり後になると、それが人生の指針になったと思います。
SkenSken
2021/04/13
kayumaさん、血の繋がりって不思議ですよね。大きな影響力があって、それがずっと繋がっている。良いものを伝えていけたらなと思っています。
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