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見よう見まねで受け継いだ 氾濫の灯火
景観までもが無冠の中 道標は閉ざされた
また来る 悲惨の陽 史を巡れど跡形なし
見えるか あの記憶 雨の如くに
白夜の伝承で知り得た 狂乱状の懺悔
静観までもが無意味だと 問う者も姿消す
また来る 凄惨の火 夢を辿れば跡形なし
見えるか あの帰路 星の幻想に
流れぬ訪れの時を待ち 遠くから呼ぶ声を迎え
生死さえ定まらぬこの場で 表裏の乖離を見届けよ
また来る 悲惨の地 死を巡れど跡形なし
見えるか あの記憶 雨の咆哮に
奇怪な言の葉で聞き入れた 紅蘭の漁火
傍観こそが益と説き 響く音色は寝床へ
また来る 無惨の日 現を行けど跡形なし
見えるか あの軌道 風の喧騒に
流れぬ訪れの時を待ち 遠くから呼ぶ声を迎え
生死さえ定まらぬこの場で 表裏の乖離を見届けよ
壊れぬ訪れの人を待ち 遠くから呼ぶ声を迎え
生死さえ彷徨うこの現象に 表裏からの華を添えよ
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