作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

太陽と月が睨み合う その時刻
悪魔の手をひいて
祭りの日の音林の中を全力疾走していた
ふと耳元でささやかれた
「そういえば・・・」。
その言葉のつづきを
探す旅へでた
あまりの退屈が故に空に突き刺さり
そのまま真っ逆さまの宙ぶらりんとなった
サルスベリの花
やはりほほ笑みに似た顔のままで
覚悟を決めたかのように黙りこんでいた
人肌ほどのやさしさは
ゆるやかな風にはげしく震わされて
消えてなくなるのであった
詩歌い もっとうたえ
詩歌い もっとうたえ
詩歌い もっとうたえ
詩歌い もっとうたえ
すべてをうたえ

規則性無きまだらの模様と
幾何学模様を足してしまったような
古びたたて笛の鬼気迫る少女の呼吸よ
ペタリとそれらが張り付いた生活を
なにに例えればいいのか
狂って 狂って 狂って
狂って 狂って 狂って
狂いたいとも思う
しかし人間であった 人間であった
虚しさをついばんで白目をむいてしまった鳥の行方は
三拍子さえ不気味だと勘ぐるようになった鬱陶しさは
波を打つ闇に放り投げられた石ころのあるべき役割は
無駄というものが本質としてありえるのか
無駄というものが真実としてありえるのか
深愛なるあなたへと書き殴り
季節はずれの桜を看取った
詩歌い もっとうたえ
詩歌い もっとうたえ
詩歌い もっとうたえ
詩歌い もっとうたえ
すべてをうたえ

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