作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

十二月の期末テストシーズンだというのに
地元のスーパーの出店をうろついていた
高校一年の男の子
ジャニーズ系の甘いマスクに
骨の上にそのまま皮の乗ったガリガリ体型
私　思わずキリストのブログ名刺を渡した
キリストしか彼を救うものはないと
確信したから

昔の私を彷彿したわ
私も彼と同じガリガリ体型の高身長
無口で人見知りで　集団活動が苦手で
ひょっとして彼は私の分身なのかな？
悪党でもないのに　なぜか周りとなじめない人って
存在するよね

彼のために祈ったら　早速効果が現れた
彼は一応、追試も合格し　ギリギリの成績で
二年に進級を決めたらしい
取りあえずほっとしたけど　それも束の間
彼は　ワル女にひっかかっちゃたみたい
ワル女から金を要求されているという
しかし　こういうワル女のバックには
必ずといっていいほどアウトローまがいが
控えている

とりあえず警察にいくしかないよ
ワル女は　お前の家族を襲うなんて脅し文句を
言っているが　そんなのにひるんでちゃ
男が廃る
いやそれよりも　こちらが弱気でいると
しつこくつけこんでくるのが
悪党の常套手段である

また　彼のために祈るチャンス
いや　祈らねばならないチャンスが与えられた
私も昔　一歩間違えれば　ほんの紙一重の差で
彼みたいになってたかもしれないよね

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