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歌詞というか詩です
celery 投稿 - 2021/02/16 更新 - 2021/02/16 0 Comments 303 Views
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ひとつ知っている
猫が鳴くのは私の孤独のためではない
しかし知らない
犬が吠えるのは私の孤独のせいなのか
さらば行こうぞ
花が踊り狂う君の彼岸へ
夜更けには着くだろう
夢と乱れ咲く君の悲願へ
今日も空から水が垂れ落ちる
相まみえた想念の奥に
揺れる炎は星と戯れる
さらば行こうぞ
今日は恐れずに心果つまで
照らす灯りに不足はなかろう
無邪気に夜は舞っている
何もわからず
未熟な明日が迫ってきては
なに食わぬ顔で抜きさっていく
汚れてもかまわぬ
不確かな熱情にふりまわされて
こぼれた息は大地をも染める
茫然と見まもるのはやめだ
長い呼吸も契りと化して
君の隠した夜を見つける
不思議をひとつ摘まんでたべた
粉々に砕けた意識の味だ
猫が鳴いた 犬が吠えた
その意味を覚えずこの身を抱く
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