good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
ああ 世相探る声を連れ
苦に喘ぐ ヒトの群れは追憶荒らして
迷いなく 淀みなく 千寿の年を重ね
時を踏み 盾を踏み 難渋の影を呼ぶ
ああ 草生駆ける夜遊びの唄
死に浸る 強情の繰れさえも複雑に
迷いなく 淀みなく 安住の叡知問え
愛を踏み 益を踏み 変十の仇を殺す
遠くから来る 異様な姿で 近くへ来る 無情の雨
ああ 仮想巡る治を携え
火に仰ぐ 信心の渦巻きを捕まえ
迷いなく 淀みなく 線上の明日を読み
床を踏み 事を踏み 苦渋の当てを透く
遠くから来る 異様な姿で 近くへ来る 無情の雨
遠くから来る 破傷の闇が 近くへ来る 局所の風
迷いなく 淀みなく 感情の有無を以ち
迚を踏み 充を踏み 無重の可鍛を妬く
ああ 扶桑絶す道を暮らし
無に香る クロムの感銘を受け止め
迷いなく 淀みなく 千寿の糧を説き
時を踏み 盾を踏み 斑状の星を往く
遠くから来る 異様な姿で 近くへ来る 非情の雨
遠くから来る 破傷の闇が 近くへ来る 極限の果
遠くから来る 異様な姿で 近くへ来る 古城の唄
遠くから来る 遷回の光が 近くへ来る 死望の薫
0 Comments