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以前、投稿した「さよならバージン」に対抗して書きました(笑)
SC04J 投稿 - 2021/02/02 更新 - 2021/11/12 0 Comments 217 Views
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胸の中の気持ちを言い表す 日本語を見つけられないまま
最後の制服姿をぼくは ななめ後ろから見ている

いつもより響くチャイムの音で
たよりない恋は あっけなく終わってしまうのです

ぼくの精液よりずっと白い
君の肌は
とても手を伸ばすことなんて出来なかった
いつかぼくが卒業する時 きっと君を
思い出してしまうこと わかってるのに

いつもより君の髪が 茶色に見えるくらい
前向きな世界に なんかうまく笑えなくて

最後にもう一度だけ 君と話ができるなら
ぼくのくちびるは どんなふうに動くんだろう...

格好ばかりの恋と言われても 学校ばかりの日々を彩っていた
透明で聡明な君の笑顔
花びらとひだの多いスカートが 春の風に舞っている
誰にも予想できない人生が きっとぼくを待っている
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