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mizumizu 投稿 - 2021/01/14 更新 - 2021/05/07 1 Comments 178 Views
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pond1120

黎明の数だけ
移ろう街並みがある
敏感なしじまと
心配症な私のこと

置いてけぼり食らったような夜が明けたら
たぶんきっと
前を向いていけると高を括って

真綿のような雪も
こうやって汚れる
溶けていく
その儚さに意味を
見出そうとすること自体が
言い訳みたいだ
素知らぬ顔でまた
君と初めまして
できたらいいのにな




後悔した分だけ
降り積もった思い出の数
皮肉なもんだよな
こればっかりは溶けていかない

機械仕掛けの月が一周して十二を指したら
慕情を曝け出すような
夜にはなれないんだ

照らし出された影は
どうにも頼りない
明けていく
乱れた足跡にすら
見透かされてしまう私
ほんとバカみたいだ
素知らぬ顔で
まだ君が好きなんだよなって
そう、言えたらいい

のにな



黎明の数だけ
移ろう街並みがある

春はもうすぐそこに
そうやって
騙して
















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1 Comments

pond1120pond1120
2021/05/07
ミズさんの言葉には、いつも湿度を感じます。
なんかこう、少し湿っている感じがしてすごく好き。

この言葉の温度感がコントロールできる人って即ち歌詞を書くのが上手い人だと思うんですが
やっぱり読んでいて楽しいです。

>真綿のような雪も
>こうやって汚れる
>溶けていく

この言葉のチョイス!素敵です!
久しぶりにコメントを書くと、なかなか上手く表現できない笑
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