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なし
sabrina_no_hana 投稿 - 2021/01/02 更新 - 2021/01/02 0 Comments 336 Views
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星の数をかぞえていたら
ナミダがながれて
しあわせも ふしあわせも
知らないボクは
生きているフリをするのが趣味で
ホラ 神様の嗚咽が鳴りひびいてる
ホラ 地上には灰になった天使たち

ふわり ふわりと想像のしゃぼん玉が
天井にあたって あたって あたって
くだけ散る

「言葉の向こう側には大海原がある」
そう言って死んでゆく詩人の
絶命のとき

一切合切 一切合切 なんにもない
なんにもない
たとえばそれは
お水のようなもの
ボクもあなたも あなたも
あなたも
そう あなたも・・・

星の数をかぞえていたら
ボクのナミダが
雨にかわって
星の数をかぞえていたら
雨はボクを
ボクをつらぬいて
星の数をかぞえていたら
ボクは血まみれとなった なった
なったのでした
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