新規登録 ログイン
なし
sabrina_no_hana 投稿 - 2021/01/02 更新 - 2021/01/02 0 Comments 342 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
星の数をかぞえていたら
ナミダがながれて
しあわせも ふしあわせも
知らないボクは
生きているフリをするのが趣味で
ホラ 神様の嗚咽が鳴りひびいてる
ホラ 地上には灰になった天使たち

ふわり ふわりと想像のしゃぼん玉が
天井にあたって あたって あたって
くだけ散る

「言葉の向こう側には大海原がある」
そう言って死んでゆく詩人の
絶命のとき

一切合切 一切合切 なんにもない
なんにもない
たとえばそれは
お水のようなもの
ボクもあなたも あなたも
あなたも
そう あなたも・・・

星の数をかぞえていたら
ボクのナミダが
雨にかわって
星の数をかぞえていたら
雨はボクを
ボクをつらぬいて
星の数をかぞえていたら
ボクは血まみれとなった なった
なったのでした
タグ : [ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録