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一人一人がRPGの主人公であり、監督であり、脚本家なんだよ。そう語る人は苦手な先輩でしたが、その一言には頷かされます。
hana_hiro612085 投稿 - 2020/12/21 更新 - 2020/12/22 1 Comments 405 Views
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20190520ab
僕らの歩む道にゴールが見えなくとも
好きに生きて好きに進んで今を感じてみたいんだ


星の降るような高い空に
弧を描くように堕ちていく万華鏡
狭い街じゃ上を向いたところで
見えるものなんてたかが知れてるんだ

同調する空気 逃げても躱せない視線
群衆に呑まれてく大衆 画面越しに嗤う

僕らが行き着く果てに未来があるのならば
蝕まれていくだけの日々にピリオドを打つんだ
そして 僕らが望む未来はこんな今を呑み尽くしていく
一人一人の自我など最初から存在しないみたいに


なんてことない単純だ
大衆の中の個などひどく脆弱で
傷つきたくない臆病は
大きな流れにただ身を任せばいい

それでも抗うのは抑え付けられた欲求だ
たとえ無に帰す徒花でもここにいると叫びたい

僕らが歩む道に未来がちゃんとあるなら
正しい経路を一人一人に導いてくれよ
なんて 迷いやすい今なんて外れるのは簡単なんだ
一人ひとつの命すらこんなにも持て余してる位だ


きっと きっと きっといつかなんて
期待できないよな
この両手両足でできることなんて
あまりにもちっぽけすぎて
けれど何か変えたくて

こんな矛盾に塗れた今なんてもううんざりするな
それでも犬死にだけはごめんだと生き続けたくなる
呆れるくらい自己中で滑稽なこの世界を
信じることを諦めたくないんだ

だからもしも 僕らの望む未来に明日が繋がってるなら
こんな今でもまだ少し生きていたくなるんだ
嫌いと思えずに


嗚呼 一度きりの人生だ 主人公を生きて行こうぜ
息の詰まりそうなほど上手に生きれなくとも
ライフゲージが続く限りこの道は続いていくんだ
最後に胸を張って誇らしくエンドロールを迎えるように

1 Comments

20190520ab20190520ab
2020/12/22
人間個々の思いと大衆の思いの現実。「人生は虚しい、空の空、伝道者は語る」旧約聖書伝道者の書。別段聖書が語らなくても。人間の一生は短く、その名はときが来れば、忘れさられる。
僕が音楽や詩を書くのは、たとえ、忘れ去られても、僕が生きていた事実を、土に溶けてもかまわないので残したい。そういうエゴです。あまりにも人間は弱く脆い、だからっと言ってその尊厳は誰も壊してはいけないほど大きい。人の命の大切さは果てしないほどその短い一生に凝縮されている。
本当に一度きりの人生です。最後に笑って死ねるように自分も生きていきたいと思っています。共感するほど事実を前向きに描いたかい歌詞ありがとおうございます。
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