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daaaakawa 投稿 - 2020/11/30 更新 - 2020/11/30 0 Comments 163 Views
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あの日からぼくらはどうして
違う場所へ向かってるの?
最後から 数えて
何度目かの季節

これはよくある物語
恋の、もしくはそれに似た
例に漏れず
ぼくらは出会って
それは空気が流れるように自然だった

「そしてふたりは幸せに暮らしましたとさ」
「めでたしめでたし」
意外と聞こえないもんだな

あの日にぼくらはどうして
交わることを決められたの?
過ぎ去った昨日の面影を
手繰って抱き締めて眠るの

第2章が始まって
起承転結がまわる
ぼくには許可なく
ページをめくるように自然だった

「通じ会わないふたりはー」
「想いは届かずー」
勝手に煽りがついてるんだろうな
余計なお世話

さよならを言う前に
最後のありがとうを
手を振る前に、
背を向けるきみの手を
真っ直ぐには届かないな

あの日からぼくらはどうして
違う場所へ向かってるの?
あの日に出会った場所さえも
ぼくらは辿り着けないの?

強がった想いだけはどうして
こんなにも曲がって伝わるの?
あの日に笑ったことさえも
歪んで見えてしまってるの?

あの日からぼくらはどうして
違う場所へ向かってるの?

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