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机上の灯で 無理矢理に目を覚まし
砂塵の粒に 記憶ないし追憶を埋めて
わずかな陸を覆うほどの
わずかに息つく人骨の骸
愚かにも 卑しくも 鉤を亡くし忌は絶たれた
目を塞ぎ 耳を疑り 脳を頼りに死ぬまでを
苦しみ割り 覇気に環を 懸ける命は意のままに
浮上の鐘で 行き刷りの値札を剥がし
螺旋の筋に 欠落と感銘の塀は建つ
わずかな島を覆うほどの
わずかに息する人災の霊
疚しくも 皮肉にも 術を亡くし子女は生まれ
目を塞ぎ 耳を疑り 脳を頼りに死ぬまでを
苦しみ割り 覇気に環を 懸ける命は意のままに
手を叩き 足を踏み 行軍行脚の如く来た
塵の帆船 屑の飛行機 煙纏い空の向こうへと
わずかな国を覆うほどの
わずかに息絶つ人体の証
無常にも 薄情にも 望を亡くし影を送り
目を塞ぎ 耳を疑り 脳を頼りに死ぬまでを
苦しみ割り 覇気に環を 懸ける命は意のままに
手を叩き 足を踏み 行軍行脚の如く来た
塵の帆船 屑の飛行機 煙纏い空の向こうへと
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