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続編です。あと5つで物語の完成です。 コメント頂けると幸いです。この2人にどうなって欲しいか等、書いて頂ければ、嬉しいです
jun_love_abc09128 投稿 - 2020/11/12 更新 - 2020/11/12 0 Comments 244 Views
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この電話を 切ったなら 
2人はまた、逢える 
繋ぎ直した 糸が切れてしまわぬように 

寒い月夜 クリスマス色に 
染まる街は 白い 溜息の中に 
溶けてしまいそうな程に…

駆け出した、貴女の元へ 
革靴の中には冷たい 雪 
勇気を出して、逢いに行く 

受話器越しで、久しぶりの 
貴女の声を聞いたら 
どんなクリスマスよりも 
記憶に残ってしまうような
「久しぶりね」と顔合わせ 
気が付けば、キスしてたよ
人の目も、気にしないで 
強く強く、抱き締めてた 

貴女想い、眠った夜
夢の中で 抱き合ったり 
キスしたり 手を繋いでたり 

雪の結晶のように 自然で、綺麗な化粧 
貴女の、その控えめな 所が大好きだった 

僕がキスした瞬間に 
驚いた、貴女は言う 
「いきなり過ぎて、あの日を 思い出したよ」って
もう一度、愛を繋ぎ 
雪が溶け春になり 
夏が来て 秋が来たら
また雪が 降り頻る 季節が来る 

あの時、言えずに居た
『あいしてる』の五文字は 
粉雪を溶かす程に 
2人の目に ハッキリと見えてるから



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