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強風にあおられて 子を抱いて泣いた
あの事には気を回して 忘れ去ると告げる
時を問い傘を建てた 今の術を揃えて
来た街の灯で身を探す 声の主の元に
園はライブラリ 暮らした人類の唄
心枯らせど 救いも苦しみもなく
世界に旅を名乗り 巡り巡る道で過ごす
穏やかな日も静かな日も 過去から迎えた
継を跨ぎ旗を占める 鬱の壁を連ねた
来たこの街で死を讃える 時の折を添えて
園はライブラリ 暮らした人類の唄
心棲ませど 陰りも掴みもなく
誇れよ汝の詩 無数の涙を連れ
御影 置いた此処の根に生き
讃えよ汝の死 未来永劫の華
光 満ちた白亜に墓の名を
窓に溶け消えた渦 飲まれた己見届け
鳥が鳴く空が染まる度 二度と会わぬと声
舞う紀象と共に発つ 息の果てを探し
来た街の灯で身を探す 声の主の元に
強風にあおられて 子を抱いて泣いた
あの事には気を回して 忘れ去ると告げる
時を問い傘を建てた 今の術を届けに
来たこの街で死を讃える 時の折を添えて
園はライブラリ 暮らした人類の唄
心晴らせど 無力は絶えもなく
誇れよ汝の史 無限の亡霊を連れ
神影 昇る日をただ待ち望み
讃えよ汝の死 未来永遠の華
静かな この時を抱いて眠れ
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