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もはやタイトルが意味を成さなくなった
Shigure 投稿 - 2020/09/28 更新 - 2020/09/28 0 Comments 296 Views
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明日の声 時計を進め 街を抜く
扉の奥に 返り咲く 静かな花を

生き果てた 浄土の続き 星は降り
数ある道 崩し去り 全ての始まりへ

遭う苦よりも知らぬ幸と 見ず知らず告げる
光寄せた富国で また誰かは虚無で泣く


風の塔は 厄災を退け 火を灯し
裂く未来 繋ぐ先で 見知らぬ愛を

尽き果てた 楽土の手前 夢は沈み
幾多の苑 晴れやかに 時をまたいだ

現象から遠く離れ掛けた 見た尾を引く手が
闇に近く寿重ね また誰かは白夜に泣く

君の声よ遠く 先々へ
無香の星を胸に抱いて 眠りを唄う
君の姿よ遠く 延々と
遥かなる季節越え 無情を描いて


苦痛共に 生き抜いた 隠れ家に
怒りなく 無力のまま 再生を追う

星の枕 支えに交い 夢に浸る
幾戦の形を 迎えて 塵の名を刻む

広い大地には気を吐いて 見る明日を握り締め
明暗薄れた街角で また誰かは嬉しと泣く

君の声よ遠く 先々へ
華香の星を心に抱いて 時折に唄う
君の姿よ遠く 延々と
無限なる日々越え 無情を変えて
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