新規登録 ログイン
Shigure 投稿 - 2020/09/27 更新 - 2020/09/27 0 Comments 420 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません

地が怒ると共に暴れたのは水である。
人が水を飲むように、その水は人を飲む。
かつては火を辿った人の群れが、
今度は火を避けるように逃げ惑う。

組まれたエレキ 拡散のストーリー
技巧からも肥厚からも罵詈が飛び
穢れを穢れで洗う 無終の体
パワープラントまであとは秒読み

引き換えた 数あることを
置き換えた 時あるごとに


山は崩れた。誇りは埃に覆われ、
再び陽の目を見るのは遠い先のこと。
山は火を吹いた。文明は塵に押され、
変わり果てて大地から消える。

苦行で死ね マルスの刻印焼いて
向こう見ず明日見ず機構頼り
汚れに汚れを塗る 無限の業
デスプラントからははるか遠く

引き換えた 欠けることを
書き換えた 駆使のたびに


地平は腐ったとはいえども、
空までそれが行き届くことはなかった。
せいぜい飛び回るのは塵と石。
とてもじゃないが、文明などない。
まさに終焉のような光景だろう。
全てが動いた時、全ては終わる。

破壊せよエゴイズム 修練の舵をとれ
勇ましく些か痛々しいほどに
腐食に腐蝕を生んだ 再来の因
パワープラントに残す道などなく

引き換えた 晴れることを
書き換えた 苦渋のために
タグ : [ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録