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夢の世界の捻じれた世界にどっぷり漬かってます
ritsu3810 投稿 - 2020/07/30 更新 - 2020/08/03 0 Comments 171 Views
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乾いた風
流れる血の音さえ
聞こえそうな
暗闇の中
光になれるはずと
騙されたい

がいた

壊し壊し
どうせ僕のものじゃない
輝く出口も
抜け出せるのは
きっと一人だけ
願うことは罪じゃない 

ここに居るのは
砂漠の迷い人
明かりを求めて

こっちにおいで
灯すよ
目を逸らさないで

からっぽの声が
僕を見上げ微笑う(わらう)
いざなった瞳(め)
映す世界
捻じれた世界なんて言わせない
降り注ぐ砂
時が告げる罠
その色は変わり
もう目を開ける必要(こと)はない



檻に生きて
暴れる身を抑えて
こだましてる
星屑の中
素直が分からなくて
濁る鏡

がいた

隠し隠し
どうせ探されもしない
記憶の逃げ場を
見つけたくても
殺したくても
熱に縋る僕がいる

ここに居たのは
夜空の迷い人
居場所を求めて
すぐ
振り返った
今だけ
側に居てあげるよ

この名の意味は
抗えぬ運命(さだめ)
繋がれた鎖(て)
洗い流す
その魔法でただの僕にしてくれ
降り注ぐ砂
埋もれてゆく手を
掴みかける夢
なぜ現実(いま)もまだ滲んでる
のか



降り注ぐ砂
降り注ぐ雨
砂に消えた雨
僕ら映す鏡

この名の意味
抗えぬ運命(さだめ)
黒に染まる
それも僕だ
鏡越しに光る宝石なんだ

からっぽの声が
僕を見上げ微笑う(わらう)
いざなった瞳(め)
映す世界
捻じれた世界なんて言わせない
降り注ぐ砂
笑顔のまま 今
その声は告げる
もう目を逸らす必要(こと)はない
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