新規登録 ログイン
もうひとつの金木犀。僕の声も届かない場所で笑っている かのように思えた君は、僕が一番よく知る場所で空を見上げていた。 沢山の金木犀ありがとうございます。落ち着いたら順に読んでいきます。楽しみ
Uwcr72 投稿 - 2020/07/28 更新 - 2020/08/12 4 Comments 273 Views
good投票
Marlsabrina_no_hana

終わりのあるものは
美しいと言った
抜けないアルコールと
シャンプーの匂いを
夜風に溶かして街を彷徨った

足掻けど空が晴れることはなくて
大事なものは離れていくばかり
嘘が嘘だとわかるようになってから
人生はつまらなくなった

灰色の風景に
黄金色のネオンサイン
指先で羽を休める恋を
吹き飛ばしたらあなたに届くのかな

格好のつかないタバコを吹かし
夢で見たあなたは涙を流し
そんなの全て過去の話
セミの鳴き声と夏の兆し

灰色の風景に
黄金色のネオンサイン
このまま1人でタバコを吹かすぐらいなら
あなたの前でホラを吹かして生きていたい

タグ :
[ 編集 ]

4 Comments

mizumizumizumizu
2020/07/28
所々の言葉の言い回しが独特で良いなぁと思いました。
タバコの哀愁感も合いますね。
しょっぱなの歌詞からやられました。
夜の世界の、あの独特な空気が
肌に張りついてくるような
そんな感覚になりました。
少しアウトローなものの裏側に
必ずと言っていいほどある哀しみを
うまく描けているなぁと、感服いたしました…

あと
吹かし、流し、話、兆しの
この脚韻?と言うんでしょうか。。
それによる歌詞の収まりが素晴らしい。
声に出して歌うと気持ちが良いでしょうね。
SakSak
2020/08/01
こんにちは。

この作品の夜の世界観と主人公の心情がぴったりハマってるなと思いました。
Uwcr72Uwcr72
2020/08/12
ミズさん

コメントありがとうございます。
前に投稿した金木犀はストレートに
こっちの方は言い回しを意識したので、伝わっていて嬉しいです。

サブリナの鼻さん

コメントありがとうございます。
女性の強さと夜の切なさはすごく合いますよね。
独特な空気感は金木犀の匂いから連想しました。
脚韻、私も初めて知りました、、、
あまり意識せず、自分の中の気持ちよさだけで描いてみました。

Sakさん

コメントありがとうございますございます。
夜の世界観を意識しました。嬉しいです。
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録