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海なし県で育った自分が、都会にいながらも海を感じられる詞を綴ってみました。※『潮騒のメモリー』とは関係ございません。構成は、「A B S A B S S」となっております。
Xylitol_ssw 投稿 - 2020/07/18 更新 - 2020/07/20 2 Comments 465 Views
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潮騒にきらめいた真夏のマーメイド
また次は いつどこで会える?


空蝉(うつせみ)の喧騒(けんそう)に
大事な意味を乗せた声が
上書きされていきそうだ

道に浮かぶ
遠くにある水溜まりを
偶然見た いつかの街角

人波にさらわれた 一瞬の透明度
撮影した目がぶれて 姿など
鮮明ではない状態だ もう一度
なぜなのか 今そこで消える?


一時の幻想を
頭の中の大海原(おおうなばら)で
ただただ漂わせながら

きめ細かな
幾つもある水飛沫(みずしぶき)が
陽(ひ)にかざされ 色がつくけれど

潮騒にきらめいた 真夏のマーメイド
ついつい 目を奪われてしまった程
失いたくない お願いだ もう一度
また次は いつどこで会える?


潮騒に消えていく 真夏のマーメイド
あの映像を 思い出せば出す程
切ないくらいに 会いたいよ もう一度
また次は いつどこで会える?
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2 Comments

kayumakayuma
2020/07/20
まるで海の精のようなマーメイド。それを追いかけていけば、いずれは会えるでしょうか?
Xylitol_sswXylitol_ssw
2020/07/20
kayumaさん、コメントありがとうございます。

きっと会えるはずです。僕はそう信じています。

会いに行く主人公の気持ちは、誰よりも負けていないからです。
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