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覚悟決めて涙が溢れた人の話
Jy_akg2nn 投稿 - 2020/07/07 更新 - 2020/07/08 0 Comments 141 Views
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朝は僕をこがしてる 暗く沈むはずだった僕をジリジリと詰るように
いたぶるように 酷く哀れんで こがすんだ

たまらない 涙が僕を癒すまで一体どれだけの時間がいるのだろう
いたたまれない 泣き言を通すまで一体どれだけの我慢がいるんだろう

覚悟が僕を苦しめるんだ あんなこと言わなきゃ良かった
僕を撃てくれ いっそ殺してくれ でも生かしてもおいてくれ
隠せない 覚悟が僕を苦しめるんだよ

あれ程誓ったことはなかったよ
あれ程に怒り狂ったことはなかったよ
でも僕を許してくれないか
どうか許してくれないか
薬も切れてきた 溢れる札束は雨よりも価値が無くなってしまった
絶望の時間だ 絶望の時間だ 絶望の時間が
僕を苦しめるんだ 誰でもいいから助けてくれ
涙が溜まって息ができないんだ
誰か助けて! 助けてくれ!


泥が口いっぱいに広がる どうやら気を失ってたみたいだ
顔を上げて驚いた 一面に広がった金塊だ
神だ!違うか?いや、あの天国に来たんだ!
行こう!行こう!あの場所へ!
崩れた瓦礫の下 無数の死体の一つ その山の1つの土塊
哀れんで尊ぶ 炎は死体を煙に変えて 天国へ

残った分は君へ 心の姿は炭だよ
そう それが最期の最後の彼の遺言だ
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