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軍歌
弱毒性 感嘆たる聡明 堕ち行く帝 fear no
ブリキは燃え 嬢王は啼いた 喉を喰らう亡者の海
ディグリエイト 走馬灯の海 餞別は四肢をもいだ猫の遺体 そうだそうだ 語っていよう 歪に泣き笑う英雄王
言葉足らず 舌っ足らず ダニアを置いて世界は逆さに変わる
地を砕け太陽 双眸の三日月より伝来の予言と共に
fear no 全てを捧げた世界に敬礼を
壊れた世界に 再生を
軍歌を歌え世界と痴れ
書き足した世界は美しく残酷で
栞は燃え 窓は開きっぱなし
全て壊れた世界を笑え 笑え 笑え
軍歌を歌え 世事を見舞え
何も知らぬ木偶は隅に置いといて
鼓動を止めた心臓は誰が為と叫ぶ
罪に溺れてもまた 前へ 前へ 前へ
増員 流離の簡素と裂開
足りた心理は瓦礫の中 信天翁の言葉は搔き消え ピーチクパーチク 小鳥が飛ぶ
古びた書物の全文は 堕天と堕民の犯科帳 逃げそびれたパブロフ 四肢を残し
路地裏へ駆けていく
光の速度で闇を貫き給え バリスタの矢が敵と味方を繋ぐ 捨て置いたアルテミスが ほら 憤怒で我を忘れてる
軍歌を歌え 歴史を祝え
双眸は閉じるな 記録を絶やすな
一瞥した先の小鳥は宙を舞って
快楽の女王は首を吊り果てた
軍歌を歌え 天女を祀れ
齢18歳は都故郷で生涯を終えた
駆け上った塔は 戻る事はなくて
短い生命を 笑え 笑え 笑え
死んで逝く歴史は語られず
奪われた生命は 語られず
忘却の果て 書物は積み重なり
灰色の帝都は歴史に消されてく
それでも良いと語り部は言う
インクの世界は 虚像に塗れ 真実を語るには指が足りぬ と
笑いながら 世界を描く
軍歌を歌え
逃れた語り部は彼方
こんな世界
「生きる価値はあるのかい?」
千里を投げて 一寸を掴んだ
まるで 捨てられたブリキ人形のように
眠るのだろう
軍歌を歌え 生命を注げ
壊したブリキの生命は在りし日の鼓動で
見渡す軍歌の海 改行の波は
改竄の一手と愚策の象徴
軍歌を歌え 舞台は灰帝
太陽がいずれ全てを壊してくれるさ
語り部はただ 話し伝えるのみ
最後の生命をさぁ 喰らえ喰らえ喰らえ
歴史の窓が 静かに 閉じる
弱毒性 感嘆たる聡明 堕ち行く帝 fear no
ブリキは燃え 嬢王は啼いた 喉を喰らう亡者の海
ディグリエイト 走馬灯の海 餞別は四肢をもいだ猫の遺体 そうだそうだ 語っていよう 歪に泣き笑う英雄王
言葉足らず 舌っ足らず ダニアを置いて世界は逆さに変わる
地を砕け太陽 双眸の三日月より伝来の予言と共に
fear no 全てを捧げた世界に敬礼を
壊れた世界に 再生を
軍歌を歌え世界と痴れ
書き足した世界は美しく残酷で
栞は燃え 窓は開きっぱなし
全て壊れた世界を笑え 笑え 笑え
軍歌を歌え 世事を見舞え
何も知らぬ木偶は隅に置いといて
鼓動を止めた心臓は誰が為と叫ぶ
罪に溺れてもまた 前へ 前へ 前へ
増員 流離の簡素と裂開
足りた心理は瓦礫の中 信天翁の言葉は搔き消え ピーチクパーチク 小鳥が飛ぶ
古びた書物の全文は 堕天と堕民の犯科帳 逃げそびれたパブロフ 四肢を残し
路地裏へ駆けていく
光の速度で闇を貫き給え バリスタの矢が敵と味方を繋ぐ 捨て置いたアルテミスが ほら 憤怒で我を忘れてる
軍歌を歌え 歴史を祝え
双眸は閉じるな 記録を絶やすな
一瞥した先の小鳥は宙を舞って
快楽の女王は首を吊り果てた
軍歌を歌え 天女を祀れ
齢18歳は都故郷で生涯を終えた
駆け上った塔は 戻る事はなくて
短い生命を 笑え 笑え 笑え
死んで逝く歴史は語られず
奪われた生命は 語られず
忘却の果て 書物は積み重なり
灰色の帝都は歴史に消されてく
それでも良いと語り部は言う
インクの世界は 虚像に塗れ 真実を語るには指が足りぬ と
笑いながら 世界を描く
軍歌を歌え
逃れた語り部は彼方
こんな世界
「生きる価値はあるのかい?」
千里を投げて 一寸を掴んだ
まるで 捨てられたブリキ人形のように
眠るのだろう
軍歌を歌え 生命を注げ
壊したブリキの生命は在りし日の鼓動で
見渡す軍歌の海 改行の波は
改竄の一手と愚策の象徴
軍歌を歌え 舞台は灰帝
太陽がいずれ全てを壊してくれるさ
語り部はただ 話し伝えるのみ
最後の生命をさぁ 喰らえ喰らえ喰らえ
歴史の窓が 静かに 閉じる
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