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宜しくお願い致します。
fukuzou3382sura 投稿 - 2020/06/20 更新 - 2020/06/30 8 Comments 369 Views
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momoniku0422moonlightsabrina_no_hanakayumatamayama3
雨がしとしと降る夜は
トタンの屋根から子守唄
葉っぱの雨宿りに飽きて
蛙がポチャリと飛び込んだ

夜の帳の優しさは
現場の傷さえ綻んで
屋台の親父も夢うつつ
俺ぁカラスが鳴くまで
帰らない

あんなにあの子が愛しくて
通い詰めていたあの店も
流行りの騒ぎに巻き込まれ
あの娘もろとも消えちゃった


雨がしとしと降る夜は
夢の続きの子守唄
この世の名残と騒いでる
蛙がポチャリと飛び込んだ

夢の途中で引き返す
破れかぶれの儚さよ
だから故郷は遠いのさ
俺ぁカラスが鳴くまで
帰らない

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8 Comments

kayumaさん、玉山さん、評価有難うございます
サブリナの鼻さん、評価ありがとうございます。
moonlightmoonlight
2020/06/26
群青堂で「俺ぁ」という歌詞を初めて見た気がします
なんかぐっとそれに引き込まれるようで新鮮です!
月夜さん、評価とコメントありがとうございます。
「俺ぁ」は、主人公の言葉癖を想像して書きました
目にとめて頂いて嬉しいです。
somedaysomeday
2020/06/28
タイトルがこれでもか!って感じで、後からグイグイきますね^^

構成の妙でしょうか・・勉強させていただきました<m(__)m>
somedayさん、コメントありがとうございます。
「帰らない」という言葉に郷愁や切なさ、儚さを感じて書きました
momoniku0422momoniku0422
2020/06/30
童謡のような歌謡のようなノスタルジーを感じました。素敵な詞ですね。
ミルク工場長さん、評価とコメント有難うございます
虚無感や郷愁などをしとしと降り続く雨になぞらえました
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