作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

ホームから見下ろす
黒ずんだ鉄製のシマシマがなんとなく
黙って受け止めてくれそうだった。
なんでもゴミ箱みたいに。
硬そうだけど優しそう。

万華鏡を揺らすように
グルグル回すように
頭の中が崩れて揺れる。
ビーズのように繊細で、小さいやつが。
洗濯機で回されるように。

一体何度やったかな。
カスタネットを叩くようにパンと出て行った。
SNSグループ。

荒れて、荒れて
カスタネット挟んで。
荒れて、荒れて
荒れの連打。

弱ったな。

恋人にもしがみついてばかり
生まれたての子鹿の方が
一人で立つし、自立してたよな。

本当は
ただ受け止めてほしくて
人という
クッションが
一個だけ

欲しかっただけ。

でも受け入れなくては
今更無償のクッションなんてないって。

ねぇ　ママ、なんで、いつも
おはじきみたいに弾いたの。

強く弾くから、ヒビが入っちゃった。

小中高でもはじかれちゃって

かけちゃったのかな。

私、どこいっても人じゃないのね。

こんな欠落したおはじきを
受け止めてくれるクッション欲しかったな。

あー！　正気の私と狂気の私
狂気デーのバーゲンセール。
グルグルと万華鏡は止まってくれない。
私、頭が万華鏡ね
止まってよ
人間なんだから。
止まらなくて、勢いついて、酔ってきて、吐きそうで
でも吐き出せない…。
ゲロ袋すら差し出す天使もいないし。
今日も一人で目から透明なビーズを零す。

私　いつになったら　人　になれるの。

万華鏡みたいな、頭では、ゴミ溜めに寄りかかるだけ。

せめてガラクタ箱に入りたいから

もう少し、綺麗にならなくては。

いつかは入りたかったな…綺麗な宝箱とか。

【ごめんね】

線路とカウンセリング。
また心のテレパシーで愚痴っていいですか。

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