月夜に姿表して
颯爽と消えていく
影は 影は 虚ろな色で
しがみつく餌食
深い深淵の淵で
崩壊 崩壊 精神を乱し
簡単の一言がどれだけの嘘を
苦難の二文字がどれだけの涙を
月が遺した ファルセットの奥で
光を連ねて
虚無へと放り去る 詩吟の音が
未知の浄土へ 手招きを返す
運命を跳ね返し
鏡に咲く 惨憺たるGate
暁を告げよと
叫び立つ雲の下へ
雷鳴 雷鳴 稲妻が降る
甚大とも言えぬ
火事場の馬鹿力が
眼に 眼に 突き刺さる
末端の欠落がどれほどの血を
数度の決意がどれほどの意義を
月が遺した ファルセットの奥で
番いが壊れ
羽ばたく鳥の声も 身に染みて落ちる
晴れ渡る太陽へ 画策を投げ
平穏を示し通せど
鏡には咲く 残虐のPlace
忘れ去られ 降り注ぐ
舞い踊る風 全てさらけ出し
忘れ去られ 降り注ぐ
舞い踊る風 再生の根を
月が遺した ファルセットの奥で
光を連ねて
虚無へと放り去る 詩吟の音が
未知の浄土へ 手招きを返す
運命を跳ね返し
鏡に咲く 惨憺たるGate
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