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はぬけ
Shigure 投稿 - 2020/04/08 更新 - 2020/04/12 0 Comments 435 Views
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tamayama3

月夜に姿表して
颯爽と消えていく
影は 影は 虚ろな色で

しがみつく餌食
深い深淵の淵で
崩壊 崩壊 精神を乱し

簡単の一言がどれだけの嘘を
苦難の二文字がどれだけの涙を

月が遺した ファルセットの奥で
光を連ねて
虚無へと放り去る 詩吟の音が
未知の浄土へ 手招きを返す
運命を跳ね返し
鏡に咲く 惨憺たるGate


暁を告げよと
叫び立つ雲の下へ
雷鳴 雷鳴 稲妻が降る

甚大とも言えぬ
火事場の馬鹿力が
眼に 眼に 突き刺さる

末端の欠落がどれほどの血を
数度の決意がどれほどの意義を

月が遺した ファルセットの奥で
番いが壊れ
羽ばたく鳥の声も 身に染みて落ちる
晴れ渡る太陽へ 画策を投げ
平穏を示し通せど
鏡には咲く 残虐のPlace


忘れ去られ 降り注ぐ
舞い踊る風 全てさらけ出し
忘れ去られ 降り注ぐ
舞い踊る風 再生の根を


月が遺した ファルセットの奥で
光を連ねて
虚無へと放り去る 詩吟の音が
未知の浄土へ 手招きを返す
運命を跳ね返し
鏡に咲く 惨憺たるGate
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