作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

嘘つき少女は憂を吐く



愛のない 私達は
悲しみとかを 旗印に
存在を振り翳してんの その真裏にある 愛情を



4月になりました 嘘に本音をないまぜに
花束は萎れ 目線は蚊帳の外 その子には 口が無い
人生の終わりには ビールを飲んで
この世の終わりには 笑い合って
だいぶ 離された机と陰口が

私への手向けだ


生きる事は 馬鹿正直すぎて
信じ合う事に もう疲れてきたんだよ


必死に叫んで 嘘を叫んで
未来が許されないのなら

嘆願めいた退職書なら ゴミ箱の中だ

雪は溶けて 春を仰いで
夏を夢見てしまうのなら

死ぬまで嘯けばいい だがそれは信じられない



大団円の帳に 私はいない
身体中にレッテルが貼られて

でも君はその札を剥がしてくれた


「嘘つきなんて いなかった

そんな嘘なんて もうどうでもいいさ」





桜は枯れて セミは聞こえず
硬いベッドで 過ごす日々で 孤独を貪るのなら
人生卒業間近な私には 延命治療は贅沢過ぎる

命は儚く 日々は色褪せ
モノクロに響く嘘の日々で 死ぬのは嘘じゃない
誰もこないこの部屋 だがしかし もう それでいい


エイプリールフール

エイプリールフール



嘘なんかじゃない

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