小さな幸せ見つけるのがきみはいつも得意だったよね
見つけたら決まって駆け寄ってくる
パブロフの犬みたいに
じゃれ合うような日々 ぼくはなんだか呆けた顔で
今日の晩ご飯はなに?ってきみに聞くんだ
夕方5時のチャイムが
湯気の向こう 芳しい匂いが
くだらないバラエティもそう
ぼくに教えてくれるんだ
幸せってさ
たぶんこんな感じって
伝えたくて 後ろから抱き締めたって
邪魔しないでよって
そう笑われるだけ だけどね
たわいない話を 大げさな身振り手振りで
さも自慢げに話すのはきみの性分
だけど何気ない相槌も 興味なさげにしてると
不機嫌な顔をするから気をつけないとな
わかってるよ それすらも今は幸せ
出会った頃からの壮大な仕掛け
なんてね きみにその気はないだろうけど
まんまと引っ掛かったぼくは間抜け
ねぇ 笑って
夜中3時の隙間でさ
きみの寝顔に キスをして
おはようって場違いな挨拶で
今日を始めたいんだ
小さな幸せが
そっと顔を覗かせる
いつの間にか寝ていたぼくの上から
悪戯な笑みを浮かべて
ほらね また見つけた
3 Comments
2020/03/22
たぶんこんな感じって
やばい。ミズさんの優しさがダダ漏れしとります。
さり気なく何気なくなんちゅうラブソングを書くんですか。
やばーい。
2020/04/17
すいません、コメント返し忘れてました。。
申し訳ないです…汗
たまにふわっとしたラブソング書きたくなるんですよね笑
光陽さん
マリモさん
見ていただきありがとうございます。
2020/04/18
見ていただきありがとうございます。