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どうして自分だけここに居るのか
明日を思う度に頭は痛く
両手いっぱいの花束を今も
渡せずにいる
貴方が眠る場所は穏やかで
残された景色は音もなく変わる
まるで寄り添ってくれた優しさも笑顔も
夢みたいだな
もうこの先を信じることは諦めたけど
貴方が好きでいた世界だけは見届けたかった
置き去ることが理とするなら
傘も差さず佇むのは惨めかな
あの日を境に面影を捨てた自分を貴方は
許さないだろうか
どれほど大切でも いずれ手放さなければならない
そんな当たり前でさえ教えてくれたのも貴方だった
きっと自分は癒えることない この痛みを引き摺ったまま
報われもしない別れを繰り返し ひとり死んでいくんだろな
それでも貴方と共にした記憶を抱え歩くことを
せめてもの希望と呼ばせてくれよ
この声 貴方へ捧ぐ
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