溶けてゆく歌の葉に 在りし日の空咲いて
とめどなく過ぎてゆく 薫る今 その手まだ
歩いてゆく春の音 詩(うた)に君を忘れられたら
桜に 近づけたら
藍にはなりきれなくて 哀(あい)した春宿り
覚めてゆく花の色 眩しくて目を瞑る
夢の中舞い踊る 記憶今 淡く摘み
重なり合う街の声 風に声を託せられたら
夕日に 攫われたら
夜にはなりきれなくて 目覚めぬ朝ひとつ
糸(いと)しくて紡ぐ君色 花弁(はなびら)切なさに君を映す
とめどなく過ぎてゆく 薫る今 その手まだ
歩いてゆく春の音 詩(うた)に君を忘れられたら
桜に 近づけたら
藍にはなりきれなくて 哀(あい)した春宿り
覚めてゆく花の色 眩しくて目を瞑る
夢の中舞い踊る 記憶今 淡く摘み
重なり合う街の声 風に声を託せられたら
夕日に 攫われたら
夜にはなりきれなくて 目覚めぬ朝ひとつ
糸(いと)しくて紡ぐ君色 花弁(はなびら)切なさに君を映す
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2020/02/27