何処へ行くのかなんて
考えもしなかった
見下ろすのか見上げるのか
時が来たからそれを
知ることが出来たけど
貴方には教えられないの
私の記憶は置き去りにした
貴方の中に想い出として
棄てるか遺すか自由に決めて
証が無くとも私はいるから
目を逸らさないで
お願い
私の煙が
白くなるまで
鐘が響いたら
さよなら
私は眠るわ
どんな景色かなんて
気に掛けもしなかった
綺麗なのか空虚なのか
すぐに行くからそれを
知ることが出来るけど
貴方には教えたくないの
私の在処はそこじゃ無くなる
居たこと自体いつか消え去る
構いはしないわそんなの別に
貴方も自由に私を忘れて
泣いたりしないで
絶対
私の姿が
塵になっても
鐘が止んだなら
お別れ
私は還るわ
背負わなくても
貴方はいいから
重い苦痛は
忘れてもいい
出来ることなら
私が背負うわ
例え私が一人になっても
目を逸らさないで
お願い
私の煙が
白くなるまで
鐘が響いたら
最期よ
私は消えるわ
考えもしなかった
見下ろすのか見上げるのか
時が来たからそれを
知ることが出来たけど
貴方には教えられないの
私の記憶は置き去りにした
貴方の中に想い出として
棄てるか遺すか自由に決めて
証が無くとも私はいるから
目を逸らさないで
お願い
私の煙が
白くなるまで
鐘が響いたら
さよなら
私は眠るわ
どんな景色かなんて
気に掛けもしなかった
綺麗なのか空虚なのか
すぐに行くからそれを
知ることが出来るけど
貴方には教えたくないの
私の在処はそこじゃ無くなる
居たこと自体いつか消え去る
構いはしないわそんなの別に
貴方も自由に私を忘れて
泣いたりしないで
絶対
私の姿が
塵になっても
鐘が止んだなら
お別れ
私は還るわ
背負わなくても
貴方はいいから
重い苦痛は
忘れてもいい
出来ることなら
私が背負うわ
例え私が一人になっても
目を逸らさないで
お願い
私の煙が
白くなるまで
鐘が響いたら
最期よ
私は消えるわ
3 Comments
2010/07/13
何かと深い詞なんだと見てて想いました。
2010/07/13
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すごく綺麗で、切ないですね。
自分の覚悟みたいなものとか、相手への優しさとか、
素直に描かれてて良いなと思いました。
じっくり心に沁みてくるような、素敵な詞でした。
2010/07/13
こんにちは。コメントありがとうございます。
>別れた後の世界へ行く直前の詞と受け取っていいのでしょうか?
少し高圧的?といいますか、
なんだか冷たい返信になってしまったかもしれませんので
先に謝っておきます。申し訳ありません。言い回しが思いつきませんでした。
どう受け取っていただくかは読んでくださった方が
自由にしていただけたらばそれで本望ですので、
shunichiさんの受け取られ方もひとつの答えですが、
一応私が思い描いていたものを書いておこうと思います。
ただ、私が考えていた答えに捕らわれずに、
本当に自由に受け取っていただけたらそれで幸いですので、
『あぁ、作者はこんなこと考えていたのか』程度に捕らえていただけたら幸いですw
主人公である女性の肉体自体は、
現在進行形で他の世界へと向かおうとしているところです。
女性の、魂といった精神的な部分はすでに他の世界、
ここでの意味としてはあの世に向かっている状態です。
『見下ろすのか見上げるのか』というワードは
天に昇っているのか地に沈んでいるのかの伏線ですねー。
さっくり言ってしまえば女性は死んじゃってますので。
『私の煙が白くなるまで』『鐘が響いたら』
『私の姿が塵になっても』といったワードから、
女性は今現在、火葬場で焼かれている、という光景を浮かべていただけると
なんとなく私の考え方も捉えていただけるかな、と思っています。
ひむかさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
>じっくり心に沁みてくるような、素敵な詞でした。
そういっていただけて、嬉しいとともにありがたい限りです。