新規登録 ログイン
つよそう
Shigure 投稿 - 2020/02/02 更新 - 2020/02/04 1 Comments 333 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません

風に乗って磁場を這う
意識と自我に権現はない
奏でた音に耳鳴りを重ねて
影を潜め逃げる夜

歯車を噛み合わせ
誰のことか分からない声を聞く
知ることが罪だとしても
境界線は曖昧なまま過ぎる

暗い 明るい 狭間は無音
この世界でも あの大空でも

理を形作る 意識の機械は
ハンドルを振り回す 支配への抗争
理を司る 自我の機械は
立ち上がる意味を 無に変えていく


賢者を騙る邪の遺心
墓場に棄てられた生き人
恨み辛みを吸い取る雨粒に
答えを探し出せるか

椅子の足が折れるように
誰もの体はいずれ壊れゆく
身を投げることが罪だとしても
縄は消えることを知らない

暗い 明るい 狭間は無音
次の大地も 目の前の水面も

理を形作る 意識の機械は
アームを振りかざす 支配への反撃
理を司る 自我の機械は
抗う言葉まで 真っ白に変えていく


喧騒 雑踏 狭間は弾み
この世界から あの世界へ

理を形作る 意識の機械は
ハンドルを振り回す 支配への抗争
理を司る 自我の機械は
立ち上がる意味を 無に変えていく
タグ : [ 編集 ]

1 Comments

kayumakayuma
2020/02/04
歩かないでいると、椅子の足が折れるように、膝も折れたりして、杖が必要になることもあります。
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録