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皆様お久しぶりです。そして明けましておめでとうございます。過去に同じタイトルのもの(死に際の唇)を投稿したことがあるんですが、歌詞はまったく異なる別物です。個人的にはこっちのほうを気に入ってます。
sabrina_no_hana 投稿 - 2020/01/15 更新 - 2020/01/25 4 Comments 388 Views
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tamayama3
枯れた詩をひとつ その死に際の唇で・・・
深い森 道なき道の果て
黄金色を吐きだしながら
野鳥は何処へ向かう
光と闇の境界線 濁したままで
曖昧のまま それが美しかった
生と死もまた同じようなものだ
「人間のせいだ」「時代のせいだ」
いずれ屍の口癖 ああむなし、かなし
言葉がすきらしい、勝手にしろ。
住所不定をいいことに
空はいくつもの罪を重ね
血に汚れることなく
裁かれるべき悪である
裁かれるべき善である

詩人は葉脈をじっと見つめていた
これのように
からだをいっぱいにして いっぱいにして
小さく死ぬだけでは駄目なのか・・・
ふと口笛がきこえてきた
振り向くとそこには
月がいた 月がいた
大きく生きる月がいた
私、もしくはあなた、どう思う
言葉が沈黙の犬であるとき
生命が孤絶の兄であるとき
埠頭に在って 波間から
真実がゆっくりと 透明のまま
生まれ出ずるとき
私、もしくはあなた、どう思う
枯れた詩をひとつ その死に際の唇で・・・
枯れた詩をひとつ その死に際の唇で・・・
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4 Comments

nao_odanao_oda
2020/01/16
まるで 文学小説を読んでいるような
感覚になりました。素敵な作品ですね
nao_odaさん
初めまして!コメント有難うございます!
文学小説、素敵、なんて言って頂けるとは、恐縮です(汗
精進して参ります。
tamayama3tamayama3
2020/01/24
同タイトルでこうも変えられるのか、と。
かたや「死を侮った罪」
かたや「生に拘った罰」
自分はそんな印象を受けました。
いつもながら読み手の感性にズドンと訴えかける言葉たち。
「死に際の唇」というワードを皆さんはどのように捉えるのでしょうね。
想像力が揺さぶられるタイトルです。
tamayama3さん
コメント&good有難うございます!
物事は常に表裏一体であり
例えば、すがることも、突き放すことも
実は異なるようでいて、全く同じ行動であると思ってます。
玉山さんが言ってくれたおかげで
作ったとき以上に、自分の歌詞を考察することが出来ました。
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