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あざます
monica_Japonica 投稿 - 2020/01/12 更新 - 2020/01/12 0 Comments 209 Views
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ryo_poe
たった一つの声で
永遠みたいに深かった
雨が枯れてしまいそうだった

いっそこの世界なんて
冷めてしまえばいいのになんて
言えないほどに熱い時だった

ただはみ出た世界の裏側に
バカみたいな希望があるような
気がして

虹が落ちた先になら君がいるかな?
変わらないことだけを願った
虚しく光った日々は何処にいるかな?
遠ざかる甘い夢を恨んで


たった一つの夢が
音を立てて崩れていった
その音がリズムになって
心臓を乗っ取っていった

いっそこの世界なんて
冷めてしまえばいいのになんて
言えないほどに冷たい夜だった

足りなくなる世界の裏側で
誰かと描いた絵本を
破いて

貴方の居ない未来には僕はいるかな?
壊れないようにそっと壊した
危うく光る指が月みたいだと
笑ってくれる人はもう居ないのに

月を狙って輝いて
虹を狙って空を飛ぶ
日々を拐ってくれるくらい
わかってよって言えたなら

思い出して歩いていた
月を恨んで走っていた
日々を纏ってそれも壊して
遠ざかる甘い夢を恨んで
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