作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

さながら音のように
手を挙げる人波は発つ
メイガスの報酬にと
不可視の姿を得て

湯が湧き森は腐り
そしてなお果実は酒と

影から生まれまいと
自意識は彩色を持つ
暴力の結集をと
サバトの模倣をして

身を削ぎ皮膚を被り
そしてなお炭素は玉と

海が見えるだろうか
溢れた水の絶え間なき様
海が見えるだろうか
沈んだ過去の今はなき様
示すものなど
とうにいなくも


おりしも過ぎ去る時
濡れ濡つ人波は描く
一様に郷愁だと
太古の光を見て

逆巻き層は滑り
そしてなお津波は王と

海が見えるだろうか
楕円の舟の居場所なき様
海が見えるだろうか
未来の夜の形なき様
示すものなど
とうにいなくも

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