作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

いざ風上へ 西の大空へ
亡んだ翼を小さく広げ
いざ風下へ 東の大地へ
折れた足を苦しく前へ

ゆりかごの中に 閉ざされた景色
重い扉の先を知らず
蛙は海へ 流れは一時
満ちることのない潮の渦へ

いざ風上へ 西の大空へ
亡んだ翼を小さく広げ
いざ風下へ 東の大地へ
折れた足を苦しく前へ


いざ風上へ 北の大海へ
凍えた亡霊を引き連れて
いざ風下へ 南の樹海へ
病んだ脳を激しく揺らせ

痛ましく正義 音もなく悪
崩されるまま死に絶える
鰯は河へ 流れは永遠
引くことのない潮の遺物に

いざ風上へ 北の大海へ
凍えた亡霊を引き連れて
いざ風下へ 南の樹海へ
病んだ脳を激しく揺らせ


いざ地獄へ 地中の先へ
全ての罰を司る王の下へ
いざ天国へ 餞別の向こうへ
透き通る羽を撒き散らす

晴れやかなひと 窓に映る光
切り捨てられた恨みの証
鳥は火へ 終末の祝い
過ちの帝国は終わりを告げる

いざ地獄へ 地中の先へ
全ての罰を司る王の下へ
いざ天国へ 餞別の向こうへ
透き通る羽を撒き散らす



いざ風上へ 西の大空へ
亡んだ翼を小さく広げ
いざ風下へ 東の大地へ
折れた足を苦しく前へ

卑屈の謳う闇 希望に被せた灰
膨らむ不能に怒りの渦に
虫は空へ 月灯りひとつ
凄まじい風に流されぬように

いざ風上へ 北の大海へ
凍えた亡霊を引き連れて
いざ風下へ 南の樹海へ
病んだ脳を激しく揺らせ

いざ地獄へ 地中の先へ
全ての罰を司る王の下へ
いざ天国へ 餞別の向こうへ
透き通る羽を撒き散らす

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