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友達を思って書きました。きっとまた巡ってから出会いに感謝していきようなと
tennosuke717 投稿 - 2019/11/17 更新 - 2019/11/17 0 Comments 432 Views
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お別れの言葉を
ずっと心に閉まっている
子どもの僕は大事に胸に抱えている

捨てようとしても
頭の中に回ってくる
濡れていく頬が止めている

空になった手は
ずっと何かを握っている
弱いままの僕は掌を見つめれない

埋めようとしても
指の間に通る風が
拾ったものを飛ばしていく

いつかはさ忘れるよ
それまでは思い出させて
君はもう忘れているかな
こっちは元気でいるからね
そりゃあ怖いけれどさ
間違いではないんだよ
揺れる木の葉を見つめていた

いつ結んだのかな
君と僕の靴紐は
屈んでみるまで
切れそうなことに気付かなかった

隣に座って
無言の時間も会話してたんだ
それすら僕には愛おしかった

いつかはさ出会えるよ
それまでは一人でいるけど
君はもう出会ったかな
こっちは光も見えてないけど
いつかは照らしてくれる
光に出会えるからさ
雲の先の大きい黒に叫んだ

いつかはさ忘れるよ
それまでは思い出させて
君もまた思い出しても
悲しまないでほしいんだ
そりゃあ怖いけれどさ
僕も君も間違ってないよ
季節は巡ってくるように
僕らにも巡ってくるさ
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