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わたくしへたれの実話を参考に、女性を主人公に詞を書いてみました。必見です。
bluetree55 投稿 - 2011/01/05 更新 - 2011/11/13 0 Comments 627 Views
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私は生まれてすぐに栄養失調になった
お母さんが栄養のあるものを食べてなかった


お父さんがギャンブルに金をつぎ込んでいたから
食べるものがあわやひえしかなくて仕方なかった


 新しい服も買ってもらえず 母の手編みのセーターや
 つぎはぎで縫った服ばかり着ていた
 周りの子たちがすごく羨ましかった


  私には貧乏の神様がとりついているばい
  それでも母の温かい愛に包まれて育った
  でもよかと 今こんなに大きな幸せを感じて
  生きている それだけでいい 他に何もいらないから


ファミコンなんてすぐには買ってもらえなかったけん
友達の家ばかりお邪魔して遊んでいたよ


お父さんは呑んだくれて金を使いまくっていた
お母さんは必死に働いて貯金していた


 すき焼きなんて食べることなかと 寿司なんてもってのほか
 食べたいものを我慢して生きてきた
 周りの家庭がすごく羨ましかった


  私には最悪な神様がとりついているばい
  それでも未来を悲観せず  前向いて歩くたい
  いつかはきっと こんな生活が終わって いつの日か
  貧乏の神様から 離れて生きていく日が来る


CDが発売されてもうちはカセットテープ
どうしてもCDが聞きたくてだだこねた日もある


お母さんは遂にお父さんと別れる選択し
母の腕の中でためらわずにそっと頷いた


 私も高校なんて行けない お母さん一人だけに
 働かしていいわけないと思った
 バイトでも何でもしてお金を稼ぐと


  私には貧乏の神様がとりついているばい
  それでも母の温かい愛に包まれて育った
  でもよかと 今こんなに大きな幸せを感じて
  生きている それだけでいい 他に何もいらないから


  私には最悪な神様がとりついているばい
  それでも未来を悲観せず  前向いて歩くたい
  いつかはきっと こんな生活が終わって いつの日か
  貧乏の神様から 離れて生きていく日が来る

  
  高校なんて諦めて働こうとした
  でも お母さんは「高校行っていいばい・・・」と
  私に強く言った 泣きながら受け止めた
  
  そんな母も今はもういないけど 都会の真ん中に
  私の家を建てました 家族の家を建てました
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